PAREIDOLIA:錯覚
10月 30, 2010
テキスタイルの魅力、美しさを表現するため、衣装、舞台芸術、音楽、照明、映像、
演出が一体となって織り成すパフォーマンス。
多摩美術大学芸術祭のtextile performance 2010に行ってきました。
靴をぬいで、洞窟のようなトンネルをくぐり、たどり着いたのは真っ白な薄暗い非日常空間。錯覚をコンセプトとし、「実像と虚像」「色と形」「内面と外面」「光と影」「幻覚と変形」という5つのテーマに沿って繰り広げられる世界に驚きと感動をおぼえました。
一番好きだったのが、「光と影」。白の衣装に映し出される映像がパフォーマーをカモフラージュし、周囲の風景に溶けこませる。エッシャーのテセレーションを彷彿とさせる映像もあり、ダイナミックな演出で素晴らしかったです。
ぜひ来年もチェックしたいと思う作品。