C/LABORATORY PROJECT@ Asia Contemporary Art Show 2014

7月 13, 2014

AsiaContemporaryArtShow

C/LABORATORYではアートの売り手と買い手が集まる海外アートフェアでもっと身近に作品の発信を、新しい才能を発掘するとともに今後の海外展開へのステップアップの場をということで、日本人アーティストを発信するC/LABORATORY PROJECT(シーラボラトリー・プロジェクト)第2弾を5つ星コンラッド香港ホテルのアートフェアAsia Contemporary Art Showにて開催いたします。

[会期]
2014年10月2日(木)~2014年10月5日(日)
10月2日(木) 5:00pm – 9:30pm (VIP コレクター・プレビュー 招待制)
10月3日(金) 1:00pm – 5:00pm (一般公開)
5:00pm – 9:30pm (VIP アート・ナイト 招待制)
10月4日(土) 1:00pm – 8:30pm (一般公開)
10月5日(日) 1:00pm – 8:30pm (一般公開)

[会場]
コンラッド香港ホテル
http://conradhotels.hilton.co.jp/
Pacific Place 88 Queensway, Hong Kong

C/LABORATORY PROJECT ブース#4003
公式サイトギャラリーページ
http://www.asiacontemporaryart.com/artists/galleries/CLABORATORY_PROJECT/en/

[主催]
C/LABORATORY

[出展アーティスト](17名)
イシイヨシト / 伏屋美希 / 江口繁 / 山本いつこ / Savako / 川上カオリ /
下小川毅 / マツモトクミコ / 歌房史朗 / Asako Iwamizu / しみ / OIKAWA MAYUKI
ノグチアキコ / HUIT / LUMMY / WTT / Ram (順不同)

イシイヨシト
yoshito ishii
Do, 2014
Pen, Ink on Paper
22.7×15.8cm (9×6inches)

パネル張りしたケント紙に、ロットリングペンで地道に描いています。
ひとつひとつの抽象的な紋様が細胞となり、生きものとしての息づかいを持つに至るまで描き切りたいと思っています。

江口繁
shigeru eguchi
Japonesia Girl#04, 2014
Acrylic on Canvas
35×35cm (14×14inches)

民話、神話、童話、民俗学から学んだ「想像力」を軸に制作しています。自分の多岐にわたる幅のあるイメージ、制作したものになるべくカセをつけずにリリースしたいと思い、自分が目指す、くくるテーマを「想像」と銘打っています。
そこには人生における娯楽性、人生哲学、人の営み、情感をもりこんでいきたいと思っています。現実はファンタジーの元になり、想像は現実の種となります。みなが何をイメージするかで未来も変わります。
今回の作品群は「日本」を軸において制作しています。
震災や世界の中でも異質な感じを覚える日本。間違った日本の解釈やこうありたい日本、をないまぜに「ヤポネシア」という島国として新しい解釈や価値観が作り出せないかと実験しています。

伏屋美希
miki fuseya
Thinking, 2014
Acrylic on Canvas
45.5×38cm (18×15inches)

人間の感情はとても複雑です。
ひとつの表情の中にも、いろいろな気持ちが混ざり合ったような
複雑な感情が混ざり合っています。
そんな一筋縄ではない人の心、心の揺れや、あいまいな表情など、
微妙な感情や思いを表現したいと思っています。
そして私は、その時見て感じたものを表現するので、
モデルとなったその人が、本質的にどのような人かということよりも、
その時の表情などから垣間見える感情に興味があります。
そんな感情を、既存の色にこだわらずあらゆる色を使い独自の感性で表現します。
絵の完成形を最初から想像するのではなく、
その瞬間に感じた色を、原色でどんどん乗せていきます。
ひとつの色に触発されて、次の色が決まり、
それが積み重なって、絵が完成してゆきます。

LUMMY
lummy
Monster, 2014
Mixed Media
33.3×24.2cm (13×10inches)

闘病中に消費されたお薬のパッケージをビーズの様にコラージュし、作品を作っています。懸命に闘病し病と闘っている人の存在と、人間が持つ生への執念を知ってほしいです。

マツモトクミコ
kumiko matsumoto
About Some Girl, 2014
Computer Graphics on Paper
33.3×24.2cm (13×10inches)

物語や昔話の登場人物や妖怪等をモチーフにした作品を多く制作しています。
中でも登場人物達の感情、特に女性の心を描く事が多いです。
絵本やテレビゲーム等で絵の制作を行う事もあり、そのことも物語に寄り添う絵を描く事が好きな要員の一つになっていると思います。
技法はCGを使用しています。手描きよりも1歩引いた目線で物語を俯瞰しながら
制作している様な技法だと考えています。

OIKAWA MAYUKI
oikawa mayuki
Relationship, 2014
Acryl Gouache on Paper
25.7×36.4cm (10×14inches)

人間の孤独や苦しみ、愛情をテーマとしたドローウィングを制作。日本を拠点に作品の展示、アートブックの発表などを中心に活動中。

しみ
shimi
Listening to Sounds in Forest, 2014
Acrylic on Canvas
33.3×24.3cm (13×10inches)

人々の暮らしのそばに、そっと寄り添うように存在している宇宙を描いています。そこは私達の世界とは異なる時空なので、その存在には普段は気付いていません。けれど、ふと立ち止まって自分の心を眺めるような折に、その存在を感じることができます。そこには森があり、森には川が流れ、その川の流れ込む先には洞窟があり、洞窟の中には迷路のような鍾乳洞があります。私はその中を終わることのないサーキット回路のようにめぐり巡り、しかし気が付けばいつしか空が開け、そこに広がる青やオレンジ色の光は宇宙を連想させます。それが私の一連の旅路です。私の絵はその旅路を描いたものです。

HUIT
huit
Toy Doctor, 2013
Acrylic on Wood Panel
30×15cm (12×6inches)

彫刻画とは、版木を彫り、その版木に直接彩色したものです。
日中は植木屋の親方noriとkiyocaで一つの作品を仕上げています。
下絵はnoriが、彫り・着色は2人で行い、世界観を広げています。
私たちは作品を通して、一人でも多くの方の素敵な笑顔を引き出し、その笑顔を見続けたいと思っています。

歌房史朗
shirou utafusa
Run Away – I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free, 2014
Oil on Canvas
40×30cm (16×12inches)

絵に興味がない人でも見て楽しめるような絵を描きたいとおもっています。観て貰って笑ってもらえるような。笑顔になってもらえるとうれしいです。

山本いつこ
itsuko yamamoto
Being Together, 2014
Natural Mineral Pigments on Kumohada Japanese Paper
27.3×22cm (11×9inches)

「私は一枚の作品を描く上で物語性を重視している。今回は”生命”をテーマに描いた。植物の命、波の揺らめき、その中では人も生きている。一つ一つの生命が混じり合い一つの世界になる。」

SAVAKO
savako
Portico Popilyn Miniminimini Ver.1, 2007
Resin, Urethan
4×4×9.4cm (2×2×4inches)

立体をメインとしたサバコの作品の特徴は有機的形態にある。内面から湧き出るスピリッツが線となり様々な太さを持ちそれ自体がフォルムを形成することもある。線などのドローイングの種類によってはそれに適した素材をその都度選択するためマテリアル範囲が広いのも特徴だ。

下小川毅
tsuyoshi shimokogawa
Innocent 7, 2014
Resin, Diorama Material, Wood
13×13×30cm (5×5×12inches)

思春期の異性に対する純粋な気持ちと、淫らではあるがしかし未経験が理由に純粋すぎる妄想をテーマに制作。

岩水亜沙子
asako iwamizu
Happy and Love is Overflowing, 2014
Acrylic, Watercolor Pigment, Solvent Ink on Wood Panel
Diameter 33.3cm (13inches)

HAPPY AND LOVE をコンセプトに2008年より本格的にアート活動を開始、幼い頃から養われた独特の感性から生み出される作品は、カラフルで鮮やかな作品が多く、どこか人を笑顔にする不思議な力を発している。また、近年世界的に注目されている、日本発信のかわいいカルチャーの要素も含まれており、かわいいとポップの融合された作品は、老若男女問わず多くの人に支持されている。

WTT
wtt
Staiwary to Heaven#02, 2014
Acrylic on Wood Panel
24.2×33.3cm (10×13inches)

様々な色彩の絵具を塗り重ねる事が、今までついてきた「嘘」や「見栄」を。
絵具を幾度も塗り重ねる事でできる凹凸が「後悔」「経験」「教訓」を表しています。
幾度も塗り重ねる事で消えてしまう色(嘘、見栄)はあるけれど
それは凹凸という「後悔」「経験」「教訓」によって表れる。
過去は消す事ができません。
辛かった事、誰かを裏切ってしまった事、嬉しくてしかたない事。
今まで生きてきた日々のすべての事が、積み重なり人格形成をしていく。
その積み重ねる日々により成長していく人の「生き様」をコンセプトに制作しています。

Ram
ram
Development of Civilization, 2014
Oil on Canvas
33.3×24.2cm (13×10inches)

その時見えた景色と心の動きを、冷めないうちにしまいこむ”をテーマに絵本や絵画を制作をしています。
生活の中で眺める景色の中で、いつもと違う景色が見えたことはありませんか。…この世に存在する全ての物質は、命をもって生まれ、また朽ちた命から生み出されています。もしも、いつもと違う景色が見えてくることがあったなら、それは物質が自身の存在を主張していたのかもしれないし、その物質の背景にあるものを私たちに指し示そうとしていたのかもしれません。ご鑑賞くださった方々へ「笑顔」と、「イマジネーションの世界」をお届けできることを願って。

川上カオリ
kaori kawakami
The Gift from Heaven -advance & adventure-, 2014
Oil on Canvas
27.3×22cm (11×9inches)

アーティストと同時にセラピストとしても活躍。
潜在意識(無意識)に働きかけをして現状を変えていくという宇宙の法則に適った
エネルギーワークのセラピーを通じ、より自由にありのままの自分に戻りながら、
その心の裡(うち)をそのまま投影したようなアート制作・空間作りを日々模索中。

アロマオイルも用いて、物質だけでなく目に見えないエネルギーの表現・再現も視野に入れ、見てくれる人により深く働きかける作品を考案中。

ノグチアキコ
akiko noguchi
Nagi, 2014
Japanese Washi Paper on Canvas
27.3×34.8cm (11×14inches)

和紙を使い、和紙特有の破った時の破り目の線から生まれる優しい表情を使った、作品制作をしています。